グリフォン Advent Calendar 2018 23日目の記事を担当しました岩上です。
このブログのアクセス解析をして、今年のトレンドを振り返ってみたいなと思います。
※この記事はGRIPHONE Advent Calendar 2018 23日目の記事です。
https://qiita.com/advent-calendar/2018/griphone
https://adventar.org/calendars/3147
このブログが開設されたのが2017年6月、それから1年半が経ちました。
本ブログではGoogle Analyticsを用いてアクセス解析をしております。そのアクセスを解析して、例えば今年のスマホのトレンドだったりを紹介してみたいなと思います。
※集計対象期間は2018/01/01~2018/12/15
アクセスユーザーの概要
アクティブユーザー
1周年のときにも書きましたが、アクティブユーザー数が伸び続けています。
上記からわかるように、集計をしたときに1~3月の重みは小さく、4月以降は重みが大きくなる傾向になるかと思います。(きっとそこまで影響はしないと思っている)
ユーザー属性
年齢の分布と性別の概要になります。
25~34歳が多く、男性がほとんどを占めているので、今回の記事でわかるトレンドはそういうユーザ層に寄ることが考えられます。
インタレスト
インタレストについてです。
インタレストカテゴリについてはアナリティクスヘルプを参考にしてください。
アフィニティカテゴリ
アフィニティカテゴリ・・・テレビ視聴者の区分と似た、ライフスタイルによる分類。
Technologyが多いですね。エンジニアブログらしいですね。
購買意向の強いセグメント
購買意向の強いセグメント・・・商品購入に対する関心
その他のカテゴリ
その他のカテゴリ・・・最も具体性の強いユーザー分類が可能。アフィニティ カテゴリの「グルメ」などに対して、その他のカテゴリには「レシピ / 料理 / 東アジア」などが含まれる
「Internet & Telecom/Web Services/Web Design & Development」や「Internet & Telecom/Web Services/Cloud Storage」や「Computers & Electronics/Programming/Scripting Languages」が多いことがわかります。
地域
国ごとの地域についてです。
日本語で書いているので、日本が多いです。図には書いていませんが、日本からのアクセスは93.56%もあります。ほとんど日本ってことですね。
使用環境の情報
上で紹介したようなユーザ属性の人による使用環境について分析してみたいと思います。
ユーザ属性を簡単にまとめるとこのようなユーザについての分析ができると思います。
- エンジニア系のブログに興味がある
- 訪問者は25~34歳が中心
- 男性が85%以上
- 日本がほとんど
OS
まずはOS別の割合についてです。
PCで見ると、WindowsとMacの比率が10:6の割合なことがわかります。意外とmacが多くてびっくりです。
スマホで見ると、iOSとAndroidの比率がざっくりと3:1と、iPhoneが普及してそうなことが感じ取れます。
PCとスマホの比率で見ると、8:2とPCが多いですね。主にエンジニアの人たちはPCを使って記事を見るってことなのでしょうかね。別のジャンルのブログの場合はここは大きく変わることが予想されます。
OSとブラウザ
次に使用しているOSとブラウザについてです。
パット見、やはりchromeが強いですね。Windowsでもmacでもchromeが多く使われているのがわかります。
また、スマホに関しては、iOSだとSafariが強く、Androidだとchromeが強いことがわかります。iPhoneはやはり標準ブラウザが多く使われていることがわかり、またAndroidの標準ブラウザがchromeにシフトチェンジされたことでchromeのシェアが増えていることがわかります。
こうやって見ると、PCだと標準ブラウザのInternet ExplorerやEdge(Windows)、Safari(Mac)はあまり使われていないことがわかります。
デバイスカテゴリ
デバイスについてです。
デスクトップ(PC)が約8割ということがわかりますね。
タブレットに関しては、2%弱とこの数値をどう感じるか個人差があるかもしれませんが、少なめに感じます。
デバイス
デバイスについてです。
iPhoneの場合、Google Analytics上では端末名までは特定しないっぽいので、Apple iPhoneが多く見えてしまいます。
参考:https://support.google.com/analytics/answer/1012034?hl=ja
それでも、iPhone7が意外と多く使われていることがわかります。それに比べてiPhone XやiPhone 8が少ないことがわかります。また、iPhone ?? Plus系は少ない傾向にあり、やはり大きさが問題なのかもしれないです。
また、Sony(Xperia)だけに絞り込んで見てみましょう。
単純にSonyで検索してしまうとキャリアによる微妙な端末名の違いがあってとてもわかりにくいです。例えば、Xperia XZでもSO-01JとSOV34は別物みたいに。
そこで、以下のように、「モバイル端末のマーケティング名」を利用してみました。
ただ、「モバイル端末のマーケティング名」をプライマリディメンションにする方法がパッとわからなかったため、オペレーティングシステムをプライマリディメンションに設定して、セカンダリディメンションに「モバイル端末のマーケティング名」を設定してみました。
そこに対して、「モバイル端末のマーケティング名」にXperiaを含むものだけを検索して集計しています。
Xperia XZ1だけは上手く統合できてはないですが、おおよそ10%くらいを占めているように見えます。
上位から発売日は以下のようになります。
Xperia XZ | Nov-16 |
Xperia XZ1 | Nov-17 |
Xperia X Performance | Jun-16 |
Xperia X Compact | Nov-16 |
Xperia Z5 | Oct-15 |
Xperia Z3 | Nov-14 |
Xperia Z5 Compact | Nov-15 |
ここからわかるのは、2~4年間前のスマホがよく使われていることです。スマホアプリを作成するのであれば、2~4年前のスマホに対応することを念頭に置いたほうが良さそうです。
Androidだとこういう傾向がありますが、もしかしたらiPhoneの場合はまた違う傾向があるかもしれません。
最後に
こちらで紹介したものは本ブログのアクセス解析から推定するモバイルやデスクトップの端末の使用環境についてのデータになります。
解析する対象によってはまた違う傾向になるとは思いますが、本ブログの現状としてはこういった結果となりました。