グリフォン Advent Calendar 2018 6日目の記事を担当しました斎藤です。
今回、グリフォン内でインプット施策を広める活動を始めてみたので、その経緯とこれからの展望を書いてみます。
※この記事はGRIPHONE Advent Calendar 2018 6日目の記事です。
https://qiita.com/advent-calendar/2018/griphone
https://adventar.org/calendars/3147
経緯
グリフォンの2019年度上半期のテーマとして、
技術力向上に対する意識を会社全体で底上げする意識を会社全体で底上げする
を掲げ、それを実現する活動の一つとして「インプット施策を会社に広める」ことにしました。
目標の掘り下げ
まずは目標とする状態はどういう状態なのかを掘り下げてみました。
ただ施策を実施してそれに参加してもらうだけでは一過性で終わってしまうと思いましたので、下記のような状態目標を定義しました。
では「会社全体が常に何かしらのインプットをしている状態」とは具体的にはどういうことかを下記のように因数分解しました。
上記の4つの観点から実施する施策を考えています。
実践
最初にインプット施策を広める上でコアとなるメンバー集めを行いました。
ちょうどエンジニア全員での半期キックオフがありましたので、そのタイミングでエンジニア全員にアンケートをとらせてもらい、インプットに興味のあるメンバーを募集しています。
コアメンバー
アンケートの結果、3名ほど応募があり、あと1名をスカウトして5名で活動開始しました。
最初に進める施策を厳選し、それぞれに責任者を置いて進めることにしました。
- 読書会(昼の部)
- 読書会(夜の部)
- 課題図書(東大読書)
- ミニ図書館
- 週報との連携
読書会(昼の部)
毎日14時~14時30分に業務の役に立つ本をひたすら読む会。
以前からずっと実施していた施策でそれなりに機能しているのでそのまま継続することにしました。
読書会(夜の部)
どうしてもお昼の時間に出席できないとの声があったので夜の部を開催することにしました。
夜の部では別のコアメンバーに運営を依頼しましたところ、独自にやり方を考えてくれ、第2,第4火曜にビブリオバトルを開催することになりました。
参考:ビブリオバトル
課題図書(東大読書)
ただ読書会などのインプット施策だけを行っても社内に浸透しないと考え、まずは読書のやり方について考える機会を作りたいと思い、課題図書「東大読書」を題材に各項目毎にテーマを設けチーム毎に発表し理解を深められるようにしました。
(※現時点で全7回中3回実施済み)
※書籍詳細
ミニ図書館
コアメンバーの提案で参考サイトを例に社内に図書館を作ってみました。
まずは形から始め、徐々に社内に浸透してくれることを想定しています。
参考:10分で社内に図書館をつくってみた話
週報との連携
グリフォンでは毎週火曜日に一週間のトピックスを週報として配信していますが、その週報との連携施策です。
まだ実施できてはいませんが、ミニ図書館や会社の蔵書などを紹介して徐々に社内に浸透させるべく計画中です。
今後の展望
今はまだエンジニアを対象にインプットする機会を増やしたり、インプットのやり方について議論するにとどまっていますが、
今後は全社に対象を増やし図書館コンテンツを充実させ、
グリフォン = インプットに力を入れている会社
として認知される状態を目指して行きたいです。
最後に
まだまだ道半ばですが同じような悩みやミッションを持っている人の参考になれば幸いです。